おべんとう画用紙

TITLE：おべんとう画用紙　Lunch box drawing paper

YEAR：2009-

発達がゆるやかな幼児の療育のための通所施設「浜松市根洗学園」で、考案した親子対象のプログラム。子どもが描いた絵をもとに親がおべんとうをつくる。おべんとう箱の枠線が印刷された画用紙に子どもが絵を描き、それを鑑賞した親がおべんとうに再現をする。 １．お弁当の枠が印刷されている画用紙を用意します ２．子どもたちが絵を描きます ３．お母さんがその絵を鑑賞し、本物のお弁当に再現します ４．おいしくいただきます 色から連想したり、形から展開させたり、絵を描いた子どもの意見を尊重したり、お母さんたちの子どもに向けるそれぞれの視線から表現されるお弁当。そこから子どもたちを取り巻く家族の姿が見える様でもある。忙しい毎日の中でちょっとペースを落として、子どもからの発信に目を向ける、耳を傾ける、読み解く、応える。それぞれのとくいな表現を交差させていく。