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TITLE:とくいの銀行 札幌 TOKUINO BANK SAPPORO

YEAR:2014

お金ではなく、自分の「とくい」なことをあずけてもらい、それらを運用する「とくいの銀行」を開業し、さまざまなイベントを企画していくプロジェクトの札幌版。札幌支店では1869年に開業したという設定の元、「とくい」が銀行からひきだされることをきっかけに、札幌開拓の歴史を再創造していった。その新しくつくった歴史風習を開開拓史となづけ、それらを展示収集保管する「札幌市開開拓資料館」という施設を銀行に併設し、同時運営した。 72日間の会期中40件のイベントを開催。会期はじめには、嫁入り玉ねぎ音頭、大友堀流しうどん。会期終盤には演劇「札幌国際芸術祭2159」、はなちゃんの誕生日会を開催した。

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店舗風景

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札幌開開拓資料館
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営業1日目(2014年7月19日)
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営業71日目(2014年9月27日)

鮭皮カウボーイハットカントリーダンスと札幌国際芸術祭2159

初日のオープニングイベントにテープカットと鮭皮でつくったカウボーイハットをかぶったカントリーダンスをおこなった。会期終了間際に行われた札幌国際芸術祭2159という演劇では、その再現も行われた。フィクション(とくいの銀行 札幌)のフィクションというメタ構造をもつ、ともに作った「歴史」をともにたどり直す集大成的イベント。 145年前にタイムスリップしたことではじまったとくいの銀行。 145年後にタイムスリップして参加した芸術祭。 札幌市資料館館長が初日に掲げた「72日間がんばるぞー!」という宣誓を 70日分の記憶が蘇りながら、最終日にもう一度繰り返す「72日間がんばるぞー!」